標本DATA
【種類】 ヒラタクワガタ Dorcus titanus pilifer ♂
【サイズ】 65.5㎜
【採集場所】大阪府高槻市
【採集日時】2020年6月28日22:00
【採集方法】Looking採集(クヌギ)
【採集者名】R. I.
私は大阪の高槻市で生まれました!私が生まれてすぐに家族で奈良市に引っ越したので高槻の思い出はまったくありません。だけど、生まれは高槻でございます!
このヒラタクワガタも高槻市で生まれました。
大学時代、テニス三昧でクワガタ採集から遠ざかっていましたが、それでもクワガタにはいつも興味がありました。私の母校には昆虫学研究室があり、そこに席を置いていた後輩が高槻市は良い自然が残っていますよ!ヒラタもかなりでかい奴がおるようです。先輩、今度、一緒に採りに行きませんか?なんて、誘ってくれたことが思い出されます。
Iさんがクヌギの洞から引っ張り出しました。
65ミリ越えのヒラタクワガタは迫力が違います。30ミリ台はピカピカのチビ!別の種類に見えます。40ミリ台は艶消し感が出始め、少しヒラタらしくなってくるけどまだ小さい。55ミリぐらいから、おっ、ちょっといけてるやん!と思える格好良さが出て来て、60ミリクラスとなると横幅も出て立派になります。奈良の旧友であるPさんと決めたヒラタのキープライン(60ミリ以下はリリース)です。そこから、たった5ミリ大きくなるだけなのですが、迫力が段違いに変わります。
私の勝手な基準ですが、65ミリくらいから特大ヒラタと呼べます。
見れば見るほど、このヒラタクワガタはバランス良いし、太さもあって、格好良いです。大アゴのラインが美しい。流石、高槻市で生まれたヒラタクワガタでございます。
私と同郷の生きものに乾杯!
Contributed by HIRO
2023 October