標本DATA
【種類】 ミヤマクワガタ Lucanus maculifemoratus ♂
【サイズ】 体長75.1㎜、頭幅20.3mm
【採集場所】茨城県城里町
【採集日時】2005年7月21日 9:00~10:00
【採集方法】Looking採集(クヌギ)
【採集者名】K. I.
この大きなミヤマクワガタは、栃木県との県境付近で採集できました。でも、間違いなく茨城県側でございます。採集された方は、当時、20代前半の女性なのです。彼女はビギナーズラックで採集したわけではありません。採集大好き!毎日、採集に通って、木々を蹴りまくって(レディに対して言葉の表現が良くないかも…)、やっと手に入れた特大ミヤマクワガタとのことです。その後、彼女の興味はクワガタからタナゴとメダカへと移ってしまわれた模様…。
ふと頭に浮かびました。
「女心と秋の空!」
女性の気持ちは、まるで秋の空模様のように変わりやすく移ろいやすいという諺でございます。
生きもの体験イベントを開催しますと、子育て中のお母様が…
「幼い頃はたくさん虫たちに触れていたのだけれど、大人になると突然、ダメになったのよね~」
かなりのお母様から同じような話をたくさん聞きました。
私のかみさんも同じようなことを言っております。
私は幼い頃から昆虫大好き…この歳になっても相変わらずでございます。
生活環境やホルモンバランスなど、何かあるのでしょうね。興味深いです。
「男には狩猟民族の血が流れているんだ!」と、ずいぶん前に私の友人が言っていたことが思い出されます。確かに大きい生きものを捕まえたり、何かを収集したいという欲求は男子が圧倒的に強いように感じます。あくまで私の意見でございます。
今はGENDER問題など色々と気にしなければなりません。そのあたりの文面については、どうぞ御容赦くださいませ。
Contributed by HIRO
2024 April