カシオペア君のミヤマクワガタが、このVirtualサイトに初登場。

このフォルムに惚れ込んで、福島市に生息する特大ミヤマをいつか手にしたくて、毎年、シーズンになると福島市内を中心に駆け回る！

70ミリのミヤマクワガタも福島市内では、なかなか採集できないサイズです。

北海道や九州の大型ミヤマ多産地と比較すると、意外に東北地方は大きな個体が採れないという話を聞きます。山深い涼しい環境を好む種類なので、東北は大きなミヤマがたくさんいても不思議ではないように思うのですが…。

ここで大きな個体と言うのは、75ミリを超えるミヤマのことです。少なくとも福島市内では、カシオペア君の採集力（その努力）をもってしても採れていない。

毎年、採集されずに埋もれてしまっている特大個体がいるはずですが、福島市内に生息している大型ミヤマの絶対数が少ないのは確かです。15年以上、地元にこだわってミヤマ採集に時間を費やしているカシオペア君が、それを証明してくれています。

さて、写真の個体は、70ミリを軽くオーバー…。福島市内産としては特大クラスに入る71.5ミリのミヤマクワガタです。

歯型を見ると、標準型と言って良いでしょう。フジ型ほど第一内歯が大きく突き出ていませんし。

何よりミヤマの特徴！象徴的な頭部の張り出しが、この個体は良いですね。全体のバランスが非常に良いミヤマクワガタだと思います。そして、脚のオレンジ色が美しいアクセントになっています。

カシオペア君がすごく良い個体だと太鼓判を押すだけありますね。多くのミヤマ好きが唸ると思います。

この素晴らしい個体を手に取った時に、私に送ろうと決めてくれました。

ありがとうございまする。

さて、採集情報を少し！

朝、目覚めると抜けるような青空。

よし！仕事が始まる前に行ってみよう！ と思ったそうです。

仕事前にクワガタ採集…すごい…努力と体力だ…。

この立派なミヤマクワガタは、早朝、立派なハルニレをしつこく蹴って落ちてきてくれました。この年（2018年）の…このハルニレは御神木級と呼べる良い働きをしてくれました。行くたびに立派なミヤマクワガタが採集できたそうです。

採集好きの方々は、毎年、コンスタントに大型サイズが採集できる素晴らしい木に対して、感謝と敬いの気持ちを込めて「御神木」と呼ぶそうです（笑）

ミヤマを送っていただいた箱の中から、もう一つ！

余分があるから！ということで、マイマイカブリの中でも最美麗種「キタカブリ」を同封いただきました。美しい～

また、マイマイカブリの話は別の機会に！

Contributed by HIRO

2023 September

（⇩外部リンク：ミヤマ採集時の詳細はブログにて）

http://cassiopeia19770720.blog.fc2.com/blog-entry-424.html?sp